鍵を抜き差ししていると、急に抜けなくなるというトラブルがあります。下手に抜こうとすると鍵を壊してしまう可能性もあります。
そこで、今回は、鍵が抜けなくなった時の対処方法をご紹介いたします。
鍵が抜けないトラブル
普段から何気なく抜き差ししている鍵ですが、近年になって差した鍵が抜けなくなるというトラブルがよく発生しております。
特に自転車などに着けられている鍵はこの症状が発生しやすく、あなたの自転車も購入当初から考えると鍵が抜けにくくなってはいませんか?
鍵が抜けなくなるトラブルの原因は、鍵自体の劣化です。錆や内部の歯が削れて変形してしまうこともあります。
もし鍵が抜けなくなったらどのように対処すれば良いのでしょうか?
慌てないこと
慌てて鍵を力任せに抜こうとするのは危険です。力を入れる方向によっては、鍵がささったまま折れてしまうこともあります!
いつも通り、鍵を抜き差しする程度の力で様々な方向に抜いてみましょう。
どうしてもダメな場合は、鍵屋を手配して抜くのが一番です。ちなみに鍵屋に鍵を抜き取ってもらう作業料金の目安は5000円~8000円程度になります。
もし内部で折れてしまった場合は2万円以上は覚悟した方が良いでしょう。
鍵を抜く3つの方法!
もし抜けなくなったら下記の方法をお試しください。意外とするりと抜ける場合があります。
1.どちらかに回しながら抜く
鍵が抜けない原因の大半はピンのひっかかかりによるものです。つまり、内部でうまいことかみ合ってしまったがために抜けなくなっているので、そのひっかかりを解消すれば抜けます。
まず試してもらいたいのは、鍵をどちらかに回しながら抜く方法です。左右に力を入れながら鍵があっさりと抜ける場合があります。抜ける可能性として高いのは左回しなので、まずはお試しください。
2.鍵の種類によっては上下のひっかかかりもある
左右に回しても抜けないというのであれば、上下に動かしながら抜いてみてください。これもひっかかりを解消するための方法ですが、案外こんな方法で抜けてしまう場合もあります。
ただ左右だろうと、上下だろうと入れる力は弱くがポイントです。
3.シリンダー内部に空気を入れ込む
ピンによるひっかかりではない場合、シリンダー内部にゴミがはいっていたという可能性があります。そこでおすすめの方法がエアーダスターで中のゴミを吹き飛ばすという方法です。もちろん鍵が刺さったままで大丈夫です。
ただ、エアーダスターを持っていないor家の中にあるという人にはできない方法ですが、自転車用の空気入れでも良いので鍵穴に向けて、シューシューと空気を入れ込んでみてください。
これらの方法で抜けない場合、シリンダーではなく鍵事態の劣化に問題があると考えられます。
メンテナンス
抜けないトラブルの原因は最初にも言った通り、錆や変形によるものです。日頃のメンテナンスを怠らなければこの鍵トラブルは防ぐことも可能になります。
メンテナンスと言っても、時間をかける必要はなく、半年から1年に一回で良いので、鍵穴専用の潤滑剤を使用してください。トラブルだけでなく、鍵自体の寿命にも関わってくるのでおススメです。
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